現物bitcoin ETF、4日連続でマイナスが続き、4,000万ドルの流出
米国のスポットbitcoin ETFは、暗号資産市場価格の全体的な回復にもかかわらず、昨日4050万ドルの純流出を記録しました。月曜日の流出により、ETFのマイナスフローは4日連続となりました。

米国の現物bitcoin上場投資信託(ETF)は月曜日に4,050万ドルの純流出を記録し、4日連続で資金流出が続いています。
SoSoValueのデータによると、BlackRockのIBITは月曜日に唯一資金流出を記録した現物bitcoin ETFであり、1億70万ドルがファンドから流出しました。この流出は、Fidelity、Grayscale、Bitwise、VanEck、Invescoが運用する5つのETFへの資金流入によって一部相殺されました。
月曜日の資金流出により、ETFの資金流出は4営業日連続となり、金曜日の3億6,660万ドル、木曜日の5億3,640万ドルの流出に続いています。
これらの資金流出は、bitcoinが3日間の下落から回復し、月曜日に一時的に111,000ドルを上回ったタイミングで発生しました。しかし、世界最大の暗号資産であるbitcoinは、火曜日午前3時10分(米東部時間)時点で過去24時間で3%下落し、107,871ドルとなっています。
「ETFから資金が流出しているにもかかわらず、スポットおよびデリバティブの需要が機関投資家の償還を相殺し、特にリスクオンの局面やETFの資金フローが実際の市場需要に遅れる場合には価格が上昇していました」とKronos ResearchのCIOであるVincent Liu氏はThe Blockに語りました。
「これは機関投資家と個人投資家のセンチメントが明確に分かれているというよりも、ヘッジフローやデリバティブのローテーション、報告の遅れなど、市場構造が動いていることを示しており、実際の需要とETFデータが示すものとの間のシグナルが曖昧になっています」とLiu氏は述べています。
一方、現物Ethereum ETFは月曜日に1億4,570万ドルの純流出を記録し、3日連続で資金流出となりました。
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