イーロン・マスク率いるテスラ、ビットコイン1000億円超を移動
イーロン・マスク氏率いる米テスラ社は16日、同社の保有する暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のほとんどを別のアドレスへ移動したことが 分かった。
複数回のトランザクションに分けて送金が行われており、約1万1500枚(約1100億円)のビットコインが移動されている。
送金先や送金目的は、執筆時点では判明していない。ただし一部では、同社がBTCを売却しているのではないかという噂が流れている。
4番目に大きなビットコイン保有企業
同社は米国の上場企業の中で、マイクロストラテジー、マラ・ホールディングス、ライオット・プラットフォームズに次いで4番目に多くのBTCを保有する企業となっている。
同社は2021年2月、当時15億ドル相当のビットコインを購入。しかし2022年初頭には、ビットコイン価格が下落したこともあり、同社は75%の損失でビットコインを売却した。
その後の保有量は、約1万1500BTCとなっていた。今回移動されたビットコインは、このときに売却せずに保有していた残り分だ。
7万ドルに迫るビットコイン
BTC価格は、過去1ヶ月で20%以上の上昇を見せており、7万ドルのラインまで迫っている。円建てで見ると、8月初頭の水準の1BTCあたり1000万円に到達している。
この背景としては、さまざまな要因が挙げられている。
その中で1つ言われているのは、 仮想通貨取引所 マウントゴックスが、債権者への返金期限を2025年10月31日まで延長したことがある。
同取引所は過去、95万BTC規模のハッキング事件を引き起こした。
その後、失ったBTCの補償に向けて動いてきており、返済されたBTCが債権者によって売却されるのではないかという懸念があった。
その返金期限が延長されたことで、市場には一時的な安心感が流れたとこで、ビットコイン価格にも影響が出たと考えられている。
関連: Mt.Gox、返金期限を2025年10月に延長|市場に安堵感
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
新規ユーザーには100 USDTのマージンギフト:取引して最大1,888 USDTを獲得しよう!
BitgetよりDOG/USDT, ORDER/USDT, BSV/USDT, STETH/USDTのマージン取引サービス停止に関するお知らせ
BitgetがZcash(ZEC)を上場!
BGB保有者向けクリスマス&新年カーニバル:1 BGB購入で最大2026 BGBを獲得しよう!